Taro's Working Father Lab.

仕事と子育ての両立に奮闘するパパのための「カンニングペーパー」的ブログ

(0-7歳) Incredible Years シリーズ: スペシャルタイムを作るべし (ペアレントトレーニング 第1回)

はじめに:Incredible Years シリーズ

3年のブランクを経てブログを再開しようと思ったきっかけがこちらのシリーズはまとめてどこかに書き留めておきたい、かつ誰かの参考になれば、と思ったからです。

上の子が、住む場所や保育園が変わったり、さまざまな環境変化があった事もあり、3歳−4歳くらいで、お願いを聞かない、些細な事でグズるといったことが以前よりも増えて少し荒れ気味になっていました。親としてもどう接していくのが良いのか少し分からない事が増えたので、ネットであれこれ見ていると、住んでいる自治体で、0−7歳の子どもの親向けペアレントレーニングを実施していることを知りました。無料という事で受けてみることに。それが結果的にIncredible Yearsというプログラムをベースにしたペアレントレーニング講座でした。(ネットで調べると普通に個人で購入しようとすると20万円とかのコースっぽく、そのお得感も後押ししたことは間違いありません)各回2時間x12回くらいのコースでした。
 
アレントレーニングと言うと、発達障害をもった児童の親向け、というのが元々の成り立ちですが、そういう子どもをもつ親・保護者向けであると同時に、より広く子育て全般のアドバイス・ヒントが欲しい親・保護者向けにオープンに開催されている感じでした。これからしばらく、このコールでの内容や学びを書きたいと思っています。こちら、私個人の理解なので、そこはご理解ください!
 

アレントピラミッド: 講座で取り扱うマインドセットやテクニックの全体像。遊びが何よりも大事な基本

Incredible Yearsとは、みたいなところは他のサイトには譲りますが、そのプログラムの全体像はよく、このような"Parenting Pyramid(ペアレンティング・ピラミッド)"というもので表されています。日本語版は、専門家でもない、いち保護者である私が勝手に意訳したものです。ご注意ください。
 

 

「親としてどういうことをすべきか・すると有効か」をまとめているのですが、ピラミッドの意味は注意が必要です。「上に行くほど重要なコンセプト」ということではなく、「面積の大きいしたの部分ほど、多くの時間をつかうべき親としての行動」という意味です。
 
つまり、困った行動がみられる子どもと接する上では、やっぱり重要なのは、一緒に遊んであげる、話を聴いてあげる、注意を向けてあげる、といったところだ、ということです。特に下の2段の行動をできるだけ増やしましょう、ということが言われています。
 
コースでは、基本この下の段から上の段に向かって、それぞれの親としてのスキル・マインドセットを具体的にどうおこなっていくか、をビデオを観たり、他の参加者と話をしたりしていきます。
 

「一緒に遊ぶ」というのが最も重要。

 

一番最初の回では、「一緒に遊ぶ」というのがテーマでした。この「一緒に遊ぶ」というのが何よりも重要、というような位置づけです。


なぜか?子どもが、より安定して、ハッピーに生きていくためには、自己肯定感をもって、他の人との信頼関係を築いたり、色々な問題を乗り越えていく、というような事が必要です。で、子ども(特に未就学児)はこういったことを身につけていくのは、お話をするなども含めた様々な遊びを通じてです。なので、子どもが遊ぶ中で、親も一緒に時間を過ごすことが大事なんじゃないか、と思っています。あと、単純に、小手先のテクニックは色々あるかもしれませんが、そもそも親のことを信頼すればするほど、いうことも聞くし、お互いにトラブルも少なくなるはずで、一緒に遊ばない親を信頼するか?みたいな話だと思っています。

子ども1人と親との時間:スペシャルタイムを毎日10分でも良いから、意識的に作るべし


例えば、子どもが朝9時から夕方5時まで保育園に行っていても、朝7時-9時や寝るまでの5時ー8時の合計5時間は子どもと一緒だったりするわけです。けれど、家事育児のタスクに忙殺されて、子どもと遊ぶ時間は意外とない、遊んでいても何だかんだ他のことを考えている、みたいな事が多い人は結構いるんじゃないでしょうか?(自分もそういうケース結構あります)朝家を出るのが早かったり、夜帰宅が遅いと、より子どもとの時間は限られてしまいます。
そこで、最初のセッションでは、1日10分でも良いから、子どもと遊ぶ「スペシャルタイム」を作りましょう、その「スペシャルタイム」はどう過ごすべきか、という話がありました。
えらい長くなってきたので、具体的にどう「スペシャルタイム」を過ごすべきか、は次の記事にまとめます!

 

おしまい。