(0ヶ月〜)「育休」は「休み」ではない。父親としての提供価値を試されている「試用期間」
「父親の育児休暇取得率」というのが、最近よくメディアで取り上げられています。内閣府の平成29年の調査では5%強の人が取得しているそうです。まだまだ割合としては小さく、今後の向上を推進する方向だそうです。しかし、「育児休暇」という言葉もまた、取得しにくさを助長しているように思いますし、取得した夫側の認識を妻側の期待値から少し反らしてしまいかねない、と感じています。
今回は、「育児休暇」に対して、より育児に関わっていくため、夫婦間の育児に関するいざこざを減らすためにも、もっておくと良い認識をご紹介します。
育休は「休暇」ではあるが休みではない
育休前に、パートナーときちんと何をして欲しいかすり合わせ
妻も正解を知っているわけではない。指示待ちではなく、考え・ 判断するところから自ら率先して行動
◆◆僕自身も噛み締めたい今回のまとめ◆◆
- 育休は「休暇」ではあるが休みではない
- 育休前に、パートナーときちんと何をして欲しいかすり合わせ
- 妻も正解を知っているわけではない。指示待ちではなく、考え・
判断するところから自ら率先して行動
ほな、また!
はじめに
- はじめに
このブログは、あくまで、一個人の考えであり、決してそれが絶対に正しい、というわけではありません。子育てをして日々思うことは、一つ一つの家庭は違って、それぞれの価値観がある、ということ。最終的には読者の皆さまが最適だと判断した子育てを実践して頂ければ、と思います。
とはいえ、ここでの内容が、何らかの形で皆さんの子育てに役立てば、と思います。
・ことの経緯
- 産まれる前には想像していなかった次元で子育てすることに。子育ての大変さを体感
僕自身、正直、今子育てに使っている時間を子育てに使うとは、子供が生まれる前には思ってもみませんでした。また、漠然と「育児ノイローゼ」「ワンオペ育児」という言葉から「子育てというのは大変なものである」というイメージはありましたが、実際何がどう大変なのか、明確には分かっていませんでした。
ところが、いざ、子供が生まれてみると、というと言いすぎですが、保育園探しや実際の子育て、それにまつわる家事などをやることに。
- 「パパ」向けの情報はあまりなく、むしろ「ママ」を連呼され、冷める
2か月の育児休暇を取得して、色々と子育てに関わりだし、かつ、妻の体調などもあり、仕事前の育児、保育園迎えからの育児、週末育児とやっていると、色々と調べものをしたり、イベントに参加することに。こういうとき、基本的にコミュニケーションは「ママ」向けが前提で、一応「パパ」も形だけ含まれている、という感じで、世の中は父親の育児参加を推奨しつつ、あまり「パパ」もちゃんと想定した情報や意識はまだまだ根付いていない、と感じました。単に「ママ」を「パパ」に置き換えればよいわけですが、「自分はそんな風に言われた通りにできないなぁ」と感じることもあり、時に「ママ」向けの情報を自分なりに解釈して行動することが必要です。
- 男性・父親の考え方・目線で、通訳なしに、そのまま使える学びをシェア
そこで、僕自身が考えたこと、感じたことをシェアすることで、世の子育てにかかわる男性が、自分なりの「通訳」なしにそのまま取り入れられる学びをシェアして、少しでもより効率的・効果的に子育て・仕事・その他プライベートの両立をしていってもらえれば、と思いたち、始めました。