育児とは、「とんでもない死にプロジェクトと紙一重」と心得よ
東京カレンダーもびっくり煽り系タイトルですが、あながち間違ってないと思っています。「育児とは大変である」というのを腹落ちするのに少しでも役立てば、と思います。
「男性側が育児の大変さを完全に腹落ちしていない」ことが夫婦間のいざこざの根本原因の一つ
子供が生まれて、専業主婦家庭・共働きどちらにせよ、夫婦間のいざこざが絶えない、というのはよく言われることですが、この根本原因の一つとして、男性側が育児の大変さを完全に腹落ちしていないことがあります。
腹落ちしていないので、妻からのリクエストや意見に対して、真剣に受け止めなかったり、優先順位を下げたりして、いざこざにつながりがち、と感じています。
概念としては「子育てって大変だよね」と思うものの、心底そう思っていない。僕自身、子育て序盤は「いやいや、仕事も大変やし、朝とか夜中の授乳もそれなりにやってるし、こっちも結構大変やで。」と心底腹落ちしていませんでした。なので、「これもやってくれる?」みたいな事に「それ結構めんどいし、すでに色々やってるやん」とコッソリ思っていたりしました。すると結局やらなかったりして、後々こじれます。
「子育て」を「自分の子どもがクライアントのプロジェクト」として考えてみるとマジでとんでもないプロジェクト
仕事でも色々なプロジェクトがあると思います。クライアントとの意思疎通が難しい、成果が目に見えにくい、労働時間が長くて眠れない、日に日に課題やスコープが変わってプロジェクトマネジメントが大変、何年間もコミットする必要がある、クライアントから急に頻繁に呼び出される、クライアントが非常に感情的で叫ばれる。。。
お気づきの方もいるかと思いますが、子育てをプロジェクトとみると、上記全て当てはまります。上記全てが含まれたプロジェクトを想像してみてください。しかも、クライアントの要求に応えずにいると病気になったり、最悪死んじゃう。そして1日何時間働こうが経済的には無給。精神的なやりがいのみで頑張れ、と言われる。
僕自身は、何回かほぼ一日ワンオペ的な事を経験する中で、この視点で育児を見てみて、「あ、子育て、大変やわ」と改めて痛感しました。
1日ワンオぺをあえてする事で、育児の大変さをカラダで理解すべし
と、文章で書かれてより理解が深まって頂ければ幸いですが、言ってもアタマでの理解です。上記の自分自身の気づきから言えることは、たとえワンオペする必要がない男性も、あえて早い段階でワンオペすることで、カラダで育児の大変さが分かるのでオススメです。
それをすると、より妻の言っている事に共感・理解でき、中長期的には、育児/家庭と仕事の両立がよりしやすくなるのでは、と思います。
◆◆僕自身も噛み締めたい今回のまとめ◆◆
- 「男性側が育児の大変さを完全に腹落ちしていない」ことが夫婦間のいざこざの根本原因の一つ
- 「子育て」を「自分の子どもがクライアントのプロジェクト」として考えてみるとマジでとんでもないプロジェクト
- 1日ワンオぺをあえてする事で、育児の大変さをカラダで理解すべし
ーーーーーおわりーーーーー