Taro's Working Father Lab.

仕事と子育ての両立に奮闘するパパのための「カンニングペーパー」的ブログ

(0ヶ月〜) 飲み会コミュニケーションは、保守的シナリオに基づく帰宅時間見積もり、感謝、一言踏み込んだ情報共有で乗り切る

仕事と子育てを両立させるための、家庭内でのコミュニケーションスキル その1:飲み会関連
 
仕事と子育てを両立させるには、家庭と職場の両方でのコミュニケーションいずれが欠けても上手くいきません。特に家庭内で夫婦間の小競り合いにつながりやすいのが飲み会関連。ここで言う飲み会は、夜仕事の後の予定全般を広く指しています。接待、歓送迎会、会社の部署の飲み会、学生時代の友達との飲み会などです。ウェブで「共働き 飲み会 育児」などで検索すると様々な不平不満、悩み相談がヒットします。この飲み会関連でのコミュニケーションで僕自身が気をつけている事を紹介します
 

帰宅時間は悲観的なシナリオ、保守的なシナリオに基づいて妻に伝える。決してベストケースは伝えない

僕自身、「今晩は何時くらいになるの?」と言う問いをその飲み会当日の朝に聞かれ、子育てを任せて自分だけ飲み会にいく後ろめたさもあるのか、何となく早めの時間を答えて、結局その時間には帰れず、不必要にわだかまりを生んだことは少なくありません。。
 
そこでの学びは、期待値コントロールの意味で、遅めの時間を言っておくことです。10時に帰れそうだと思っても、とりあえず11時くらいと言っておいたり、日付が変わらないと思っていても、日付変わるかも、と言っておいたりします。一次会で帰るつもりが、上司の熱心なお誘いや、非常に面白い話が続いているなどで二次会に少し顔出す、みたいな事は起こりえます。
 
夜の10時に帰宅する場合でも、事前に9時に帰ると言って1時間遅く帰るのと、11時に帰宅すると言って1時間予定より早く帰るので圧倒的に印象は違い、後者の方がお互いにハッピーです。かなり保守的に時間は伝えましょう。
 

飲み会などは少し詳細も伝えて参加する必要性やいかに行きたいかを説明

共働きであっても、何だかんだ男性の方が飲み会に参加する頻度が高い場合がほとんどだと思います。その際に、飲み会に参加する必要性や参加したい理由を伝えると、少しその不公平感も緩和されます。
 
単に「今日は会社の先輩と飲みに言ってくるわ、10時くらいに帰宅予定」とだけ言うと、単に子育てを妻に押し付けてお酒飲んでくるのかい、と思われがちです。「その会社の先輩にはこれまでも結構XXのプロジェクトとかでお世話になっていて、今後のキャリアの相談とかも乗ってもらっていて定期的にちょっと話たりしたい」というように、一言踏み込んだ事を少し付け加えるだけで、反応は違います。
 
想像するに、「まあ子育ても大事だけど、夫のキャリアも大事だしなぁ」、と妻側での自らを納得させる材料ができ、自らを腹落ちさせやすくなるのでは、と勝手に想像しています。別に真面目な理由でなくとも「ここ最近全然高校の同級生と会ってなくて久しぶりに会うチャンスだからぜひ行きたい」とかでも良いと思います。
 
逆に、この納得材料となるような一言を付け加えられない「ザ・ただの飲み会」は確かに本当に参加する必要があるのか、検討の余地があるように思います。
 

帰宅後は、その飲み会で何かあった良かったことを共有しつつ感謝

飲み会参加前に、飲み会の詳細を一言付け加えた上、帰宅後のわだかまり回避に役立つのが、飲み会に行ってよかった事を具体的に述べつつ感謝する事です。「ありがとう、参加したおかげで、〜〜な事があって良かった、嬉しかった」などと言うと、夫が飲み会に行っていた間頑張って子供の面倒を見ていた意味が多少はあったのね、と再び自分を納得させる材料を見つけることができるのではないでしょうか。(感謝は本当にしています。)
 
例えば、「この飲み会で、クライアントと共通の趣味が分かって結構仲良くなれた」とか「久しぶりに高校の同級生の近況を聞いて良い刺激になった」とか、何でも良いのですが、ビジネスで言うところの「キーテイクアウェイ・学び」を共有すると、夫婦というチームの一体感の醸成にも繋がります
 

妻が帰るの遅くなっても責めない

最後に、反対に妻が飲み会に行って帰るのが遅くなっても責めない、というのも重要です。ここで責めたりすると、お互いにどんどん細かくなり、負の再生産・負の連鎖となり、誰も幸せになりません。妻の帰宅が遅いこともおおらかに受け止め、子供の面倒もみる大人な自分に酔いしれつつ、寛大な心でいましょう
 
 

◆◆僕自身も噛み締めたい今回のまとめ◆◆

  • 帰宅時間は悲観的なシナリオ、保守的なシナリオに基づいて妻に伝える。決してベストケースは伝えない
  • 飲み会などは少し詳細も伝えて参加する必要性やいかに行きたいかを説明
  • 帰宅後は、その飲み会で何かあった良かったことを共有しつつ感謝
  • 妻が帰るの遅くなっても責めない
 
ほな、また!