Taro's Working Father Lab.

仕事と子育ての両立に奮闘するパパのための「カンニングペーパー」的ブログ

(0ヶ月〜) 職場では、プロセスではなくアウトプットで合意。「今晩中」ではなく「朝イチ」で合意。

仕事と子育てを両立させるための、職場でのコミュニケーションスキル その2

引き続き、育児と仕事の板挟みを回避し、その2つを両立させるために個人的に気を付けていた、職場上でのコミュニケーションをご紹介します。

 

最終成果物とその期限で周りとは合意し、なるべくそこに至る細かいプロセスは合意せず、任せてもらう

プロセスではなくアウトプットで合意する、という意味を確認しておきましょう。

 

プロセスで合意

「この新規顧客への提案資料は、明日の朝までにXXさんと話して、昼くらいにはXXさんの意見も反映して2ページくらいのドラフトを作成して共有しますね。そこにご意見いただいた上で最終的に明日の夜9時くらいに明後日のミーティング向けの第1版YYさんに共有しておきますね」。

 

アウトプットで合意

「この新規顧客への提案資料、2枚くらいの資料で明日夜9時くらいにYYさんに共有しますね。」

 

この「プロセスではなくアウトプットで合意」というのは、自分で仕事をコントロールするための基本ではありますが、育児と仕事を両立する上ではさらに重要度が増します。何故なら、子供の体調や子供のスケジュールは、日々めまぐるしく変わり、予想もできない事に、予想もできないタイミングで時間を要します。実際、この記事を書いている前日までは息子は元気すぎて困るくらいでしたが、今朝から痰が溜まって酸素の取り込みが難しくなったようでぐったりして、病院で酸素吸入のために入院となっています。(息子が昼寝している最中に書いています)

 

従って、細かいプロセスを合意すればするほど、自由度がなくなり、仕事の方での約束を守れなくなるリスクが高まります。細かいプロセスを守る重要性はそこまで高くないのに、不必要に予定を変更連絡する必要が生じたり、約束を守れない印象を与えるので、極力プロセスの話はおいておいて、最終的な期限とその成果物で合意をするようにしましょう。

 

「今晩中には」というコミットはせず、「明日の朝イチには」とする。「今日中」という時には、今晩中ではなく明日の朝イチまでで良いことを確認

よく「この資料は今日中に共有しますね」という事があるかと思いますが、「今日中」と言われると、その日の夜にはできて何かしらの連絡が来ると期待し、なかなか来ないと不安になる人もいます。また、何とは無しに「今晩中には」みたいな事をこちらからいうこともあります。

 

ただ、繰り返しですが、子供の体調や調子は予測不可能です。僕自身、「これ、今日の9時くらいには送れると思います」と言って、子供がなかなか寝付かず、それより遅くなってヒヤヒヤする、という事がありました。また、寝かし付けようと思っていたら、いつの間にか自分も寝てしまうということが発生します。起きると夜の11時過ぎ、そこから挽回、、、みたいな事がよく起こりました。

 

かつ、経験上、今晩中でしかダメで明日の朝イチでは間に合わない仕事は、かなりレアです。なので、不必要に早めに期限を自ら設定せず、最悪朝早く起きて取り掛かっても間に合うように期限を合意しましょう。

 

 

◆◆僕自身も噛み締めたい今回のまとめ◆◆

  • 最終成果物とその期限で周りとは合意し、なるべくそこに至る細かいプロセスは合意せず、任せてもらう
  • 「今晩中には」というコミットはせず、「明日の朝イチには」とする。「今日中」という時には、今晩中ではなく明日の朝イチまでで良いことを確認

 

ほな、また!