Taro's Working Father Lab.

仕事と子育ての両立に奮闘するパパのための「カンニングペーパー」的ブログ

(0ヶ月) 育児休暇における父親の心構え

「男性の育児休業取得率が過去最高に!」というニュースが出たり、「日本の男性の育休取得率が他先進国に比べて…」と男性の育児休暇取得に注目が集まっているのは間違いなさそうです。しかし、一人ひとりの男性の育児休暇の「質」がどれくらい高まっているのか?具体的な改善策もなく「あまり高くない」と批判されているのは見かけますが、こういったことは数字にすることも難しくあまり議論されていないように思います。ここでは、どういったことを男性育児休暇中にするのが良いのか、を考えていきます。

そもそも育児休暇という言葉による勘違い。むしろ「戦いの始まり」

最近は色々なところで言われていますが、そもそも育児「休暇」という言葉によって、休暇取得する父親側も取得する周りの会社の人も「休む」マインドセットになってしまっているケースが多くあるかと思っています。

もう一つ問題だと思っているのは、何となく「この期間は特別子育てするけど、この期間終わればまた前みたいな生活に戻るよね」という空気を出してしまう点です。子どもが生まれれば、良くも悪くも2度と前みたいには戻りません。。

東京都が「育児休業」を「育業」と名称変更しよう、といったことをしていますが、上記のような点を考慮すると個人的には「育児スタートダッシュ期間」「育児ロケットスタート期間」「集中育児期間」くらいの勢いがちょうど良いかと思っています。下記「育休」とかぎかっこ付きであえて記載します。

 

この「育休」、1週間の人もいれば1ヶ月の人もいるかと思いますが、新生児育児であることを考えると、心構えとしては休暇の正反対で「24時間色々起きる炎上中のプロジェクトに自ら率先してカチコミかます(参加する)」ぐらいの気合いを入れていくべきところです。

 

特に短期「育休」取得で避けたい典型的ミス:母子入院中に育休スタート

ありがちなミスの一つが、子どもが生まれたらすぐ育休スタートして色々やらねば!と思って、出産予定日から育休スタートするケースです。何か意図してそうするのは良いと思います。しかし、何も考えずにそうすると、「母親と赤ちゃんはまだ病院入院中、病院に行って顔見たりするけど、ぶっちゃけ昼も夜も結構暇じゃね?」みたいになるケース。特に1週間の短期の場合、母子が家に帰ってきて3日目、そろそろ母親の睡眠不足が限界、、みたいなタイミングで「いやぁー育休期間終わったから仕事戻るわぁ」ですよ。まあ白けますよね。気をつけてください!

「育休」ーその戦いは育休取得前に既に始まっている。

先ほど、「育休は炎上中にプロジェクトに自ら参加するようなものである」という事を言いましたが、もしあなたが2週間後に炎上しているプロジェクトに参加する、と知っていればどうしますか?もちろん、参加初日までに、何故燃えているのか、どういう準備が必要か、初日から具体的にどう動くか、とか考えるのではないでしょうか?この参加する前の準備に成功するか否かの結構な割合がかかっています。育休も同じです。

家事育児には「考える家事育児(料理のメニューを考える、明日の予定を考えるetc)」と「行動する家事育児(料理を作る、おむつを替える)」があります。できるだけ「考える育児」や単純に育休中のスケジュールは事前に考えたり、必要なものは揃えましょう。もちろん奥さんに相談して、どういうものはもう準備されていて、どういう事をして欲しいと思っているのか、など事前に聞いた上で準備しましょう。

もし、あなたが炎上中のプロジェクトのチームリーダーで、チームメンバーが「僕は次何やれば良いですか?その次はなんですか?これはこうで良いでしょうか?」といちいち指示待ちだったらどう思いますか?準備しないで育休参加した旦那に対する妻の気分は、その気分をホルモンバランスの乱れで更にかき乱した感じになるようです。気をつけてください!

具体的にどういう準備があるか、一例をあげておくと

  1. どういう書類など事務手続きがあるか、いつまでにやるべきか調べる。書類は用意しておく
  2. 母子が家に帰ってきた時、育児セット一式は揃っていそうか、何か買っておく必要がないか
  3. 妻的に助かると思っていることは何で、その準備はできているか

 

「育休」期間終了、どうなっていれば成功か?妻がハッピー、かつ、育児を「自分ごと」と思っている&そう妻に思われている

実際に「育休」が始まれば、各家庭で本当にそれぞれ個別の様々なイベントが発生するため、こう行動するのが正解である、というように正解が一つにはなりえないと思っています。ただ、どうなっていれば「育休」は成功であるのか?ということをしっかり意識して、それを達成するためにはどうすべきか?というのを頭の中で考えるのはきっと役に立つと思っています。では、どうなっていれば成功なのでしょうか?

一言で言えば、妻がハッピー、かつ、妻に「こいつ当事者意識あるな」と思われているし、自分としても「自分ごと」として色々と考えたり、行動できるようになっていれば成功じゃないでしょうか。(妻がハッピーである前提として子どもがハッピーというのはあるはずなので、あえて妻のハッピーにフォーカスしています)

  1. 1週間などの短期の場合

ぶっちゃけ具体的なヘルプという意味では今後の子育ての期間を考えればほんと微々たるものなので、「こいつ当事者意識あるな」と思ってもらうというのは、具体的にはこんな感じでしょうか。

ー「こいつ、育児休暇の本当の意味を分かって準備もして身を粉にして働いたな」

ー「こいつ、子どものこと子育てのこと色々考えてるな」

ー「こいつ、考えてるだけじゃなくて色々とやらないといけない事は率先して手動かしてやってたな」

  1. 1ヶ月以上の中・長期の場合

短期での話はここでも当てはまりますが、それに加えてより具体的な面でも成功の定義はできそうです。

ーこれから旦那が仕事に戻った後の子育ての生活リズムが、「やっていけそう」と妻・夫両者思っている。

ー母乳あげる、以外の育児は父親側も一応ベーシックなことはできる

ーいざというときの自分たちの両親との連携、信用できるシッターさんの確保、その他頼れそうな人やサービスが既にいくつかある

 

◆◆◆◆今回のまとめ◆◆◆◆ 
そもそも育児休暇という言葉による勘違い。むしろ「戦いの始まり」
特に短期「育休」取得で避けたい典型的ミス:母子入院中に育休スタート
「育休」ーその戦いは育休取得前に既に始まっている。
「育休」期間終了、どうなっていれば成功か?妻がハッピー、かつ、育児を「自分ごと」と思っている&そう妻に思われている

ーーーーーおしまいーーーーー

(1ヶ月〜)お宮参りなどの記念写真をフォトスタジオで撮る時代は終わった。出張カメラマンがお得&高クオリティ

最近、第二子のお宮参りをしました。(お宮参りは、簡単にいうと、生後1ヶ月の時に神社にいくイベントです)
明治神宮に行ったのですが、この際に出張カメラマンに明治神宮での家族の写真を撮ってもらったら、費用面・クオリティ共に良かったのでご紹介。
第1子の時は、お宮参り後、近くのフォトスタジオで撮影したのですが、それと比べても格段に良かったので、やはり時代はギグエコノミーだなぁ、と感じました。
 

フォトスタジオだと3万円〜。出張カメラマンだと1万5千円程度で価格的にまずお得

 
まず、第1子の時も僕は価格を妻から聞いてひよっていました。土日の混む時間帯で、明治神宮近く、となると概ね確か3万円+とかでした。
結局50枚くらいのデータでもらったりしたと思うのですが、一回の1−2時間の写真撮影で3万円って。。。とかなり驚いた記憶があります。
 
それに対して、出張カメラマンはもちろん人によって価格はバラバラですが、1−2時間1万円とか1万5千円とかで普通に色んな方が仕事を提供しています。
 
セレベビー:我々(というか妻)が実際にカメラマン探しに使ったサイト。赤ちゃん・子供の撮影に特化したカメラマン募集サイトです
 
今パッと7月のお宮参り土日祝日で検索しても、出張撮影で1万円〜いくつかありました。
 
 

フォトスタジオは室内で、やや不自然なセットに対し、出張撮影だと神社や公園などで自然光で、より自然かつリアルな写真が可能

 
価格もフォトスタジオに比べて低いことに加えて、コスパを考えず単純なクオリティの比較でも、出張カメラマンの方が良かったです。
今回のお宮参り以外にも、一度普通の土日に公園に出張カメラマンを同じくセレベビーで探して読んだことがありますが、その時の写真もかなり良くて、妻はよく見ています。(第1子のお宮参り写真@フォトスタジオを見直すことはあまりない。。。)
 
特に「出張撮影」がオススメです。サイトでは、スタジオ撮影のオプション・プランもありますが断然出張がオススメです。
 
フォトスタジオだといくつかの衣装から選んで着せてもらって撮影したりします。「衣装は結構和風だけどセットは謎メルヘン」、とか
「オムツ姿で下に来ていた和風の衣装を敷いて撮影」とかスタジオ撮影の際に違和感を感じたのを覚えています。
 
出張撮影だと、お宮参りに神社に訪れた様子や、神社の鳥居・柱・御神木・手水舎を借景的に色んな写真を撮れて、リアルだし、いわゆる「インスタ映え」した写真が撮れます。
さらに、出張撮影を外で行うと自然光のもとで撮影できて、これがなんともやはりお日様の力は偉大で、スタジオの人工光とは違った良い味を出してきやがります。
 
 

予算や好みに合わせて色々カメラマンが選べるサイトが存在。枚数・価格・可能日時・サンプルを見て選ぼう

 
セレベビー以外にも色々やはりあるようです。
下記のページに他に5つのサイトが紹介されています。かつもっと丁寧にスタジオ撮影と出張撮影のメリデメ比較をしています。(僕はもはや仕事以外ではメリデメ比較から距離を置きたいと思っています)
 
 
基本、どのサイトでも、出張プランの撮影/お渡し枚数、価格、撮影可能日時である程度フィルターして、そこから先はそれぞれのカメラマンさんのサンプルやコメントを見て好みの問題かと思います。
枚数に関しては、男的には50も75も変わりませんが、女性はこだわりポイントかもしれないので妻との相談をオススメします。
 
 
これ、普段の遊び場でも使ってみたり、ちょっと広めの人の少ない公園で撮影したりするのもオススメです!

 

◆◆◆◆今回のまとめ◆◆◆◆ 

フォトスタジオだと3万円〜。出張カメラマンだと1万5千円程度で価格的にまずお得

フォトスタジオは室内で、やや不自然なセットに対し、出張撮影だと神社や公園などで自然光で、より自然かつリアルな写真が可能

予算や好みに合わせて色々カメラマンが選べるサイトが存在。枚数・価格・可能日時・サンプルを見て選ぼう

ーーーーーおしまいーーーーー

 

(1歳〜2歳) 仕事で1週間海外出張決定、子どもどうする。。:実家に1週間子どもを預ける時に気をつけたいポイント

久しぶりの更新です。

1週間の海外出張に行ってきました。第2子産まれてすぐなので妻がその面倒を見て、息子は、1週間ずっと私の実家に預けて、ジィジ・バァバにお世話をお願いするという大胆なことをやってみました。結果としては、どうやら比較的上手く行った(息子が荒れなかった、という意味で。父母は疲労困憊)ようなので、一応ポイントをまとめておきます。
簡単にいうと、「何か魔法がある訳ではなく、やるべきことをどこまで細かくキッチリできるか。いかに『いつも過ごしている家・一日と同じだ!』と思ってもらえるかを考える」ことがポイントかと思います。
 
そもそも実家に預けるのが正解なのか、他にもオプションあるのでは、という話もありますが、これは各家庭の事情に大きく依存するところかと思うので、ここでは「実家に預けるという事にした場合、どうするのが最善か」について考えたいと思います。
また、この場をお借りして、第2子ワンオペしてくれた妻とジィジバァバに感謝します!
 

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1. 預けるまでに複数回お泊まりなどして慣らしておく。ジィジ・バァバの存在をポジティブに覚えておいてもらう

今回、実家に預けてみようか、と決心した一番の理由は、息子が既にジィジ・バァバのことを認識していて、ジィジの事を結構気に入っていたからです。3月くらいに一緒に3泊4日くらいの旅行に行って、そこでずっと一緒で、ジィジはあれこれおもちゃを持ってきて、息子を溺愛していたこともあり、その時に息子は「ジィジは色々甘い、わがまま聞いてくれる!」と判断したようです。
また、実家にこれまでも年末年始やお盆など帰省していて、ある程度実家も記憶があるのではないか、という事もありました。
 
逆に言うと、結構海外出張あるパパは、実家に定期的に連れて帰ったり、旅行に一緒に行ってみたりして、いざという時に備えておくと良いのではないでしょうか。こればかりは、よし実家に預けよう、と出張の1週間前に決めても難しいので。
 
ちなみに、この実家に預けると言うのは、妻の負担軽減・ベビーシッター代の削減が間違いなくある上、ポジティブに見ると、子供の経験の多様化(鉄道博物館、動物園など普段あまり行かないところも行ったりして大喜びしていました)・祖父母の孫とのふれあい時間増加もあって、祖父母の相当な時間と体力の協力の上に成り立っていますが、そこまで悪くない手だったのでは、と思っております。
 

2. 引き継ぎは徹底的に。子供特有の癖や習慣など。前日入りして実際に1日一緒に流れを確認

 

引き継ぎ計画書の作成

引き継ぎ計画書を作って、細かく子供の1日の過ごし方とその中での注意点を記載しました。これを事前に共有しておきました。
参考にPdfを共有しておきます。(息子の名前を「ムスコ」と置換して作成したら「ムスコ」が頻出でちょっとアレな感じです)
 
 
大きな構成は下記の四つで、それぞれで詳細と留意点を記してあります。
・1日のスケジュール(Pdfには載せてないですけど、トイレのリズムも併記してあると便利かと)
・食事
・遊び
・お出かけ
 
作成の際に意識しとことが「ムスコ特有で、知ってないと分かるはずもないことは何か」「何を言ってあげたり、してあげたりすると『あ、いつものやつね』となるか」を考えて留意点やコメントを記載しています。
 

実際に1日流れを一緒に確認

私がいる間に環境に慣れさせることも兼ねて、出張が日曜深夜からだったので、土曜の昼頃から実家に行き、この計画書を確認しつつ流れを確認しました。この際の注意点は「あえて心を鬼にして、偉そうに口だけ出して、祖父母に実際にあれこれやってもらう」と言うことです。私がいる中であれこれ祖父母にやられるのに慣れてもらうために、食事や着替えなども私は横にいるものの祖父母にあれこれやってもらいました。
 
 

3. 環境がいつもと同じになるよう小物類やおもちゃ、見ているDVDなども実家に送っておく

 
・おもちゃ
もちろん新たなおもちゃを買っておいて、目新しさで気が紛れるようにも準備しておきましたが、いつも見ているおもちゃがあった方が落ち着くだろう、と言うことで、細々したおもちゃを色々まとめて送っておき、実家のリビングなどにおいておきました。例えば、小さな蜂の指人形など、細かすぎてそうでなければ送ろうと思わないものも、むしろ集めてきて送りました。
 
・食器・エプロン・マグ
息子の場合、疲れや体調などの調子が如実に食欲に現れるので、食器も慣れているものを、と言うことでお皿、スプーン、コップ、マグ、食事エプロンを持って行きました

 

◆◆◆ 今回のまとめ◆◆◆

1. 預けるまでに複数回お泊まりなどして慣らしておく。ジィジ・バァバの存在をポジティブに覚えておいてもらう

2. 引き継ぎは徹底的に。子供特有の癖や習慣など。前日入りして実際に1日一緒に流れを確認

3. 環境がいつもと同じになるよう小物類やおもちゃ、見ているDVDなども実家に送っておく

 

ーーーーーーおしまいーーーーーーーー

(0ヶ月~3ヶ月)新生児にまつわる、3つの意外な「めっちゃ」

 第2子(新生児)のお世話を最近していますが、第1子からそこまでブランクはないものの、意外と色々と忘れていて驚いています。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ですね。

出産前にも新生児のお世話などに関して、本を読んでみたりしていましたが、そういう所ではあまり強調されていないけど、実際子育てしてみると「これ結構大変ね」と思うことがいくつかあったので、ここでご紹介します

 

1.母乳がいい感じに出る、というのはラッキー。出なかったり出すぎたりが普通。母乳育児意外とめっちゃ大変(そう)

2.信じられないくらいめっちゃ頻繁に飲んだミルクを吐き戻す

3.どれだけ保守的に時間を見積もっても結局お出かけ準備めっちゃ時間かかる

 

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1.母乳がいい感じに出る、というのはラッキー。出なかったり出すぎたりが普通。母乳育児意外とめっちゃ大変(そう)

 

何となく、「赤ちゃんが生まれて、赤ちゃんがおっぱいに吸い付けば、多少の個人差はあれど、母乳が出てくる」と思っていました。

が、現実はそんなに甘くないようです。「全然出なくて、いくら吸わせようとしても子どもが吸ってくれない」というパターンから、逆に、「出すぎてしばらく母乳をあげてないと胸が痛む」というパターンまで大きく差があり、かつ丁度いい塩梅の人ってのはそこまで多くないのでは、と気づきました。

赤ちゃん生まれるまで知らなかったですが、「母乳外来」とか「母乳出すためのマッサージ治療/ケア」みたいなものが結構世に存在するからです。

 

加えて、「完全母乳/完母」と呼ばれる、粉ミルクを一切使わずに母乳だけで育児をする、というのは、相当根性が必要だと、子供が産まれてから初めて知りました。

夜も赤ちゃんが泣けば起きて母乳をあげないといけないですし、こればかりは他の人に頼めないので完全母親一人でそのタスクをこなさないといけません。

しかも、赤ちゃんの吸い方によっては痛くなったり、上手く吸えずにぎゃーぎゃー泣いたりする、というおまけつき。

 

男性側への意味合い

もし奥さんが「完母やります!やってます!」とかであれば、その苦労は相当なものだと察してねぎらってあげましょう

逆に、奥さんが母乳が出なくて苦労している場合、「ちょっとずつ出るようになるらしいし、もし出なくても、そういうケースは珍しくないし、粉ミルクでも十分子供は育つよ」と、そっと励ましてあげましょう。

 

2.信じられないくらいめっちゃ頻繁に飲んだミルクを吐き戻す

 

僕自身、今0カ月の新生児のお世話をしていますが、家に帰ると、ほんとどうでもよいパジャマかジャージみたいな服に着替えます。なぜなら、もう今回の第二子は飲んだミルクをよく吐くから。赤ちゃんはミルクを飲む際に、ミルクと同じくらいの空気を吸ってしまって、それをゲップさせてあげないと苦しくなって、その空気と飲んだミルクを一緒に吐いちゃう、という、いわゆる「吐き戻し」があります。これが結構日常茶飯事にあります。

 

一回にたくさん飲めないので時間をかけてちびちび飲ませていたミルクを結局吐かれて、服は汚れ、ソファのカバーも汚れて選択しないといけなくなり、着替えたと思ったら、また次の授乳で吐き戻して汚れる、ということが起こります。

 

男性側への意味合い

ミルクをあげる際には、

・赤ちゃんがミルクを吐いても処理が面倒にならないようにソファにタオルをかけておく

・自分の服も汚れてもよい、洗濯がガシガシできる服に着替える

また、自分と赤ちゃんの2人で家にいて、こういった事が立て続けに起きると、本当にやり場のない虚しさ・いらだちが出てくるので、もし奥さんがそういう感じであれば、それもまた思い切りねぎらってあげましょう。少なくとも、その大変さに共感してあげましょう。共感力大事です。

 

3.どれだけ保守的に時間を見積もっても、結局お出かけ準備めっちゃ時間かかる

新生児の外出は荷物も多いし、出かける前にオムツ替えておくとか場合によっては着替えたりして時間がかかります。そういう話は耳にするかもしれませんが、ホントに出かける準備にかかる時間は長く見積もって見積もりすぎることはありません。

 

第二子が外出できるようになって二回外出してるのですが、いずれも出かける直前にいろいろやってくれています。

1回目: 出かける直前10分前とかに、飲んだミルクほぼ全部吐いて、親子ともに服がゲロまみれ、ソファもよりによってその時はタオルをかけておらずゲロまみれに。結果出発時間余裕かと思っていたらほんとギリギリに。

2回目:  出かける準備中に、寝ていたのに何かの音で起きていきなりのギャン泣き、準備中断。からの、謎のタイミングでミルクを欲しがり、お出かけ直前に授乳。結果、出発が予定より15分遅れる。

 

男性側への意味合い

  1. とにかく外出準備は早めから始めて、余裕を見ておく。
  2. 出かける直前に何かあるもんだ、くらいの心持ちでいて、バタバタしても精神的な余裕を失わないようにしておくまた、その際にあれこれ動けるように自分の準備は早めに済ましておく。

 僕の家でも、この外出直前のバタバタで夫婦共々イライラピリピリして、外出も重たいムードでスタートみたいなことがありました。

また、例えば外出直前に子供がミルク吐いてるのに、自分は歯磨いたり髪の毛セットしてたら、妻側に刺されかねないので気をつけて下さい…

という事で、第一子の場合、色々なことが初体験の新生児期ですが、基本色んなトラブルやバタバタがあるもの、くらいの期待値でいると、より新生児期の生活にゆとりが生まれるのではないでしょうか

 

ーーーーーおわりーーーーー

 

(1歳3ヶ月〜) 避けて通れない公園遊び。グローバルに注目を浴びる「お砂場着」でトラブルを回避

 

公園遊びで「お砂場着」が超便利

子どもを公園に連れて行って遊ばせる、歩けるようになると避けては通れないイベントの一つです。その公園で遊ばせる際に非常に重宝するのが、「お砂場着」。普段着の上から着るスモッグみたいなものです。(アマゾンのリンクが参考。実際に僕が買ったものです)

 

なぜ便利か、そして男性が公園に連れていくのに、より重宝するのか

 
大きく理由は2つです。
 

1.様々な衣服の汚れを軽減。服の状態維持、洗濯の負担軽減。特に上着

子どもは汚れるとか、それで服がダメになるとか、そういう概念なく、興味のある所につっこんでいきます。うちの息子は水が大好きな事もあり、泥水のぬかるみに膝をつけて手をバシャバシャやろうとしたり、水に濡れた手で砂を触りその手を口に入れようとしたりします。砂場では、砂をすくっては自分の足の上にかけたり、肩からかけてみたりして感触を楽しんでいます。
 
結果、ものすごい汚れます。これを洗濯となると、まず手洗いで大まかに汚れを落とし、更に洗濯機でゴシゴシ洗い、みたいな事になって厄介です。まだ、安くで買ったTシャツとかなら良いですが、冬のジャンパーとかフード付きコートが汚れるとかなり面倒です。
 
それが、お砂場着があれば、ある程度の泥は防ぎますし、砂汚れも、枯れ草とかのこびりつきも防ぐので、後処理が相当楽です。男性の方が汚れに対して寛容/無頓着なので、公園で遊ばせて帰ると服がぐちゃぐちゃで、妻に怒られる、みたいなことが起こりやすのではないかと思っています。
 

2. お砂場着無しでいるよりも、様々な事を許容できるので、子どもをより自由に遊ばせられるし、親側も色々気遣いする必要が軽減

 
1点目の実用面でのメリットと同じくらい大きいのが、子どもに「そっちに行っちゃダメ、あっちでこうしちゃダメ」とあれこれ言う必要が減る事による精神的な負担の軽減。せっかく公園に来て遊ばせようとしているのに「あれもこれもダメ」みたいな状況になってしまいかねません。特に小さく、汚れるからやめようとか思わない年齢では。
 
お砂場着を着ていれば、後処理が楽になるためある程度の無茶も許せて、子どもも色々遊べて、親もあれこれ注意せずにすみハッピーです。
 
 

意外と使われていないけど、公園ママの注目の的

 
「公園に遊びにいくときは、汚れるので汚れても良い服を上に着て遊ばせよう」と言うと、非常に当たり前のことを言っているようですが、意外と公園でお砂場着を着ている子どもはかなり少ないです。と言うか、一回他の子が使っているのを見て、我々も使い出しましたが、それ以降、自分の息子以外に使っているのは見かけません。
 
しかし、実際それを着て息子が遊んでいると、周りのママなどが「あれって、汚れても良いように上に着てるのよね?便利じゃない?」みたいな会話が結構聞こえてきます。外国人ママ同士も一度僕の隣で囁き合っていました。
 
特に洗濯は妻側がメインで担当する家庭では、その負担を減らすためにもパパが子どもを連れていく時には、お砂場着の着用、強くオススメいたします!
 
ーーーーーおわりーーーーー

 

(0ヶ月〜) 子育ては24時間365日営業。その中で、オンオフを「時間」単位でオンオフ切り替えて自分の時間を確保すべし

子育てに色々と関わり始めると、どんどん自分の時間がなくなっていき、遂には全くなくなってしまう。。みたいな危機感がありますし、自分の時間やキャリアのための時間がなくなることを懸念して子育てに積極的に参加しないている男性も多いのではないかと思います。
事実、自分の時間、といったものは減りますが、やり方次第では、子育ての自分の時間・キャリアの両立はより実現しやすくなると考えています。そこでその両立を実現する上でのマインドセットのご紹介。
 

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子育てにオンもオフもなく、仕事のない日も常にオン。自分の時間がなくなるリスク

 
積極的に子育てをし始め、また妻の第二子妊娠で、土日の第一子の世話は基本的に僕が見るようになりました。すると、改めて気づいたことは、「仕事が休みの日は、別の意味での稼働日。オフ日にはならない。」という事です。
 
子育てに休みはない、という事は頭では理解していました。しかし、同時に長年の、「休日はゆっくりしたり自分の時間をちゃんと取りたい」というマインドセットも抜け切りませんでした。
 
そして、休日(自分の場合土日)にゆっくりしたり、外出したりすると、下記のことが、いずれか、ないし全て同時に起きてしまいます。
  1. 子どもが退屈したり不機嫌になる、ならなくても、特にこれといった活動もなく一日終了
  2. 妻に家事育児の負担が偏り、小競り合いが増加
  3. 家事を後回しにした結果、家の中が荒れまくり日曜夜を迎える
 
結果、僕自身のケースでも、もっとちゃんと子供と接しないとなぁと罪悪感があったり、妻との小競り合いにモヤモヤしたり、日曜夜に重たい気分になっていました。
 
 

オンオフの切り替えを、日単位から時間単位に

 
とは言え、平日は仕事にオン、休日は子育てにオン、と言う感じになると精神的にキツイです。僕自身そんな感じになり、カラダを休めない事よりも、自分一人の時間が無いのと、趣味やキャリアを考えた上での自分磨き的なものができないのがツライし、そんなんで良いのか、と焦りがありました。
個人的に、子育てのために犠牲が必要だとは思いますが、そのために「自分全て」まで犠牲にする必要はないと思っています。
 
なので、これからどんどん育児に関わっていこうと思っている、いかねばならない男性には、より細かいリズムでのオンオフの切り替えを意識することをオススメします。
 
どういうことか。要は、今までは「仕事の日は仕事、休みの日は休み」と日単位でのオンオフがメインだったところを、「朝のこの時間は自分の時間」だったり「今日のこの移動は、息抜きに使う」というように、時間単位でのオンオフ切り替えにするようにします。土日も土曜の子供寝た後は自分の時間、というように、細かく完全に仕事とも子育てとも切り離した時間を意識します。
 
子どもがいないと、自由にオフの時間を取れたのがそうでなくなるので、意識してオフの時間を作る、というのが非常に重要ですし、意識して「作った」オフの時間は何となく「できた」時間より圧倒的にリラックスできます。
 

ベビーシッターや夫婦で連携して、土日の明確な役割分担や平日始業前の時間や子供が寝てからを活用

 
もう少し具体的に、1週間の中でいつが良いかや、どうその時間を作り出すか、これまで気づいたことを描きたいと思います。
 
  • 土日のかたまった時間2-3時間

まず、何だかんだ2時間や3時間のまとまった時間を見つけるには週末が良く、ここは夫婦間で、明確に分担を決め、土曜の午前は夫が面倒を見て、午後夕方までは妻が面倒を見る、というようにするのが現実的です。 僕自身の周りでもそういうケースがいくつかありますし、人によっては土曜の日中は夫、日曜の日中は妻と大胆に役割分担するケースもあります。
また、ベビーシッターに週一回日曜の午前は三時間見てもらって、みたいな事も、経済的にゆるして、積極的に使えば良いと思います。(平日保育園に預けて、週末も預けるのか.みたいに後ろめたくならない頻度や時間にすると良いです。)
 
  • 平日、保育園送りと始業の間に1時間くらい

個人的に実際にやって良かったのが仕事の予定を10時以降にしておき、保育園に子どもを9時前に連れて行ってその間を仕事の準備と自分の時間にしたことです。その日の動きやメールチェックをして、カフェなどでコーヒーを飲みながら音楽聴いたり読書したり、個人的に気になるトピックを調べたりしていました。
 
朝なので頭もフレッシュで色々と考えたりできますし、前向きに休憩できて、おススメです。また、個人的に、保育園に送りをしてすぐに仕事に行くと、子どもとの時間から仕事への切り替えをいきなりするのが精神的にしんどかったので、その切り替えの時間としても非常に適していました。
 
ただ、僕自身今だにできていないのが定期的な運動です。子供産まれる前は、一時は定期的にジムに行き、ベンチプレス85kgを10回上げるとかもやってましたが、めっきり行かなくなりました。
この自分の時間の見つけ方は、今後もまだまだやりようがあるな、という気がしています。
 
◆◆僕自身が心の中で噛み締めたい今回のまとめ◆◆
  • 子育てにオンもオフもなく、仕事のない日も常にオン。自分の時間がなくなりがち

  • オンオフの切り替えを、日単位から時間単位に

  • ベビーシッターや夫婦で連携して、土日の明確な役割分担や平日始業前の時間や子供が寝てからを活用

 

ーーーーーおわりーーーーー

(0ヶ月〜) 子どもを見守りつつ、自分・夫婦の時間の質を上げる無料通話アプリの活用

子どもができると、夜の自宅での活動も制限されたり、効率が下がリがち

 
子どもが生まれると、彼らが家にいるときには、常に彼らがどうしているかを気にしておく必要があります。夜に寝たからといって放っておける訳ではなく、特に小さい子どもであれば、夜泣きや、ミルクを吐いてしまったり、ベッドから落ちそうになったりなど色々な事が起こり得ます。
 
結果、子どもが寝室にいて、親はリビングにいても、彼らの泣き声や大きな音が聞こえるように聞き耳を立てたり、反対に彼らを起こさないように大きな音を立てないようにコソコソしてしまって、意外とやりたい事に集中できなかったり効率が悪かったります。うちの家でも、「あれ、今泣いてた??」みたいなことを思って確認しにいったら、全く泣いていなかった、みたいなケース何度もあります。
 
やはり、常に「うちの息子泣いてないかな?」と片隅に置きつつ仕事をしたり、起こさないようにするために映画もかなり音量絞って見るのは、自分自身の生活の質が下がってしまいます。
 

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無料通話アプリで、いざという時には異変に気づけるようにしつつ、あまり気にしすぎ図、自身のQOLを上げる

 
そこでオススメなのが、完全に子どもがいる寝室と親がいる部屋の扉の全てを完全に締めて、スマホiPadなどの無料通話アプリで寝室の音がスピーカーで聞こえるようにしておく、という対処法です。意外と単純ですが、この話をすると結構色んな人が「ヘェ〜」というのでご紹介です。
 
子どもの見守り用のトランシーバー・スピーカーみたいなものもありますが、わざわざそういうものを買わずとも、無料通話アプリでそれを簡単にできます。
 
0. 子どもと自分たちのいる部屋の扉を閉める
1.  LINE、Facebook messanger、FaceTimeSkypeなどの無料通話アプリがインストールされたスマホタブレットを2台用意(これらを機器1と機器2とする)
2. 機器1から機器2に電話をかける。
3.それぞれの機器のスピーカー設定を下記のようにする。
・子どもの寝室に置く方:スピーカーをオン
・自分の手元に置く方:スピーカーをオン、ミュートをオン
 
こうする事で、子どもの寝ている寝室の音は拾いつつ、こちら側の音は寝室には聞こえない、というようにできます。
 

夜だけでなく、子どもが寝ている様々なシーンで重宝

 
夜子どもが寝ているときが一番ベーシックなシチュエーションですが、他にも下記のような状況で活用できます。
・自分と子どもだけの状況で、シャワーやお風呂に入る
・寝室から離れたキッチンで色々と料理する
・ちょっとどうしてもゴミ出し、郵便受け取りに行く、家の前のコンビニに買い出しをせねばならない
 
最終的にはもちろん完璧な見守り手段ではないので過信は禁物ですが、常に子どものことを気にしつつ過ごすのは精神的にも大変なので、夜少しリラックスして明日からの仕事に備える、といったときなど使うのは、非常に有効ではないでしょうか。
(最近読んだ子育て本でも、第1章が「まずは親自身のコンディションが調子良い事が子育てで大変重要と書いてありました)

 

ーーーーーおわりーーーーー