Taro's Working Father Lab.

仕事と子育ての両立に奮闘するパパのための「カンニングペーパー」的ブログ

(子どもが何歳でも)家事育児の分担の不公平感、いかになくして、お互いハッピーになる?

 
子どもができると、それまでは仲の良かった夫婦も様々なこぜりあい、ケンカが増えるとよく言います。自分の場合もまさにそんな感じがあります。
その原因の中でも、よく挙げられ、かつ大きいものとして、「俺はこれだけしているのに、お前は」「私はこれだけしているのに、あなたは」という家事育児の分担の不公平感があると思っています。そこで、今回はこういったこういった不公平感をいかに薄めていくかについて考えていきます。
 

「公平・不公平」を決める事は不可能。公平「感」が重要。

まず、はじめに、仕事や家事育児のタスクを細かく分けて、例えば時間とかで平等に分けようとしてもそもそも不可能です。かつ、それとなくお互いのタタスク量が公平に見えても結局上手くいかないケースがほとんどです。何故か、一つ一つのタスクに対する各々の感じる負担「感」が違うからです。「土曜の昼ご飯の準備はあなた、日曜の昼ご飯の準備はわたし」と分けても、理屈的には公平ですが、料理が苦手な方はより負担を感じるし、結局不公平「感」につながります。
 
そして、この不公平「感」があると何かといざこざが起こります。よって、負担「感」に注目して、この不公平「感」をいかになくすか、が重要です。
 

肉体的な負担感と精神的な負担感の両方を考えよう

子どもができれば色々な新たなタスクが一気に増えます。その分担や公平感を考える上では、負担感も肉体的な面と精神的な面の両方を考えましょう。
 
完全に自分の独断と偏見で色々な乳児期のタスクを、肉体的・精神的負担感でまとめてみました。例えば、ウンチおむつ交換は、ぶっちゃけ動きとしては別におしっこおむつ交換とそこまで大差ないけど、精神的には結構差があると正直思います。

個人的に思うのは、男性は、どちらかというと肉体的な負担感のケアに目がいきがちで、精神的な負担感のケアがないがしろになる、というのは、自分含めてありがちかと思っています。
 
例えば子どもが乳児のときに、自分か妻が買い出しにでないといけない、となったときに、「スーパーまで行って色々材料買ってくるのは重いし大変だろう」となるんですが、一人で行けるなら、意外と見方によっては「スーパーまで久しぶりに子ども無しでいけて、自分の好きなおやつ買えて、何なら帰りに何かケーキかコーヒーでもテークアウトできる」ってことでもあります。そういう意味では、これってかなり精神的な負担感は軽いんですよね。
 
そういう意味で、肉体的・精神的の両面から相手の負担「感」は考えていきます。
ちなみに、脱線しますが、男性の育児休業中は、休業期間が短ければ短いほど、このグラフの上の領域をいかに貪欲にとるかで妻の印象は決まるといっても過言ではない、、はず。。参考にしてみてください。
 

なるべく不公平「感」をなくすには?相手は「しんどい」、自分は「簡単」と感じるタスクを見つけよう

前置きが長くなりましたが、結局正解は一つではないですし、絶対これ!といったものはないです。ただ、下のグラフみたいに、自分(夫)と妻の負担感を比べてみて、自分にとっては簡単だけど、妻にとってはしんどいタスクをいかに見つけて、それをやっていくか、というのは一つ有効だなと思っています。
 
ここのタスクをどんどん見つけて、積極的にやっていくと、自分としてはそこまでしんどくない事やっている割に、相手からは「お、結構めんどい・しんどい事率先してやってくれてるのね」となるわけです。そういう意味で、不公平「感」をなくして、お互いハッピーになりやすいかな、と思います。

自分の場合、右下にはまるタスクの一つはトイレ掃除。自分的には特にキッチンの掃除とあまり変わらないけど、妻にとってはかなり負担に感じるらしいので、お願いされる前にトイレ掃除すると比較的ハッピーな感じで、その分こちらもリラックスできてお互いハッピーです。
 
こんな感じで、なるべく無理をせず、不公平感をなくせていけば良いなと日々思っております。
◆◆◆◆今回のまとめ◆◆◆◆ 
「公平・不公平」を決める事は不可能。公平「感」が重要。
肉体的な負担感と精神的な負担感の両方を考えよう
なるべく不公平「感」をなくすには?相手にとってしんどく、自分にとってしんどくないタスクを見つけよう