Taro's Working Father Lab.

仕事と子育ての両立に奮闘するパパのための「カンニングペーパー」的ブログ

(0歳〜7歳)子どもの成長に対する自分の期待値コントロール をすべし

子育てにおいて、期待値コントロールは超大事。それは自分の期待値コントロールにも当てはまる。

子育ては色んな意味で期待値コントロールがめちゃくちゃ重要です。これはもはや、「私の持論を超えて事実である」と声を大にして言いたい!

 

仕事の上司や後輩への「子ども病気になったりするとドタキャンもありえるからね!」みたいな期待値コントロール。妻に対して「おれ、子どもの送りはできるけど、迎えはこれからしばらくは厳しいからね!」と前もって言う期待値コントロール。様々な場面で、結局行動は同じだけど、周りの期待値を上手く調整するかどうかでスムーズにいくかが大きく変わることがあります。これが周囲のストレスも減らすし、何より自分のストレスや育児の負担感も減らすことにつながると日々痛感しています。
 
そういう意味で言うと、子どもの発達(「歩くのは何ヶ月くらいから、話始めるのは何歳から、文字が読めるのは何歳から」みたいなやつです)に対する自分の期待値コントロールもすごく重要です。

子どもの成長・発達への期待値はなにかと高くなりがち。正しい期待値が子育ての不必要な不安を減らす。

例えば、「スキップできる」のは何歳くらいでしょうか?色んなサイトでは5−6歳と書いています。私は3歳くらいにはできるんじゃないの?と思っていた記憶があります。自転車にのる、というのも日本では平均5歳くらい、イギリスの資料では7歳というのも見たことがあります。
 
期待値が実際の子どもの平均的な発達からずれていると、何か問題があるんじゃないかと不必要に不安になってしまいます。
 
あと、特に父親がこのあたりを理解しておくと良いのは、母親側がInstagramで色んな子どもの親の投稿を見ていたりすると、かなりバイアスのかかった情報に影響されて不安になったりするときに、落ち着いて対応できる、というのがあると思います。
 
Instagramは皆さん、自分の子どもの「ここぞ!」という瞬間を切り取った投稿の寄せ集めなので、めちゃくちゃ現実の平均からはずれた世界が繰り広げられているのですが、その中が世の中の平均だと錯覚してしまう人も多いように思います。。
 
男性側も、日常的に、子どもが歩くのはいつから、などについて客観的な情報を目にする機会もないので、なんとなく、データをもとにした事実よりも早い段階で色々できるようになるに思っているように思います。(というか私はそうでした)
 

期待値がずれているかも?自分の子どもへの期待値大丈夫か?と確認することが大事。

下に一部のリストを参考に載せておきます。これらを参考に、なんとなく子どもが出来る年齢の(客観的な)目安をわかっておくことと、何より「普段、(特にソーシャルメディアで)見聞きする発達のスピードはかなり歪んでいるし、大人として何となく期待値が高くなりがち。子どもは自分が思っているよりのんびり育っていくものだ」という意識が重要です。そうすることで精神的な余裕もできて、全体的にポジティブにはたらくように思います。
 
 

発達の目安リスト

試して欲しいのは、左側の項目だけ見て、その行動が何歳くらいでできるものか予想してから右側を見てください。自分の期待値がどれくらい本当の平均からずれているかわかるのでオススメです。あえて出来る年齢の目安の順番ではなくランダムに並べています。
 
 
 
参考資料:
乳幼児健康診査の手引(P.  97−99ページにまとまっています):https://www.hapiny.niigata.jp/download/h27_kennsinn_syuusei5.pdf
子ども家庭総合評価表:幼児期(P.235−236にまとまっています)
 

ーーーーーおしまいーーーーー