(0-7歳) Incredible Years シリーズ: 明確な線引き・注意のしかた (ペアレントトレーニング 第6回)
「これはダメ、あれもだめ、それはしないで」とばかり言っている自分に気づく
「Pick the battle/ そもそも注意する内容を減らす・絞る」
「〜〜しないてね」とネガティブに言うのではなく、「〜〜してね」とどういう行動をして欲しいのか明確に言う
子どもに了解を得るのではなく、はっきりとして欲しいこと・しないといけないことを伝える
親の言ったことを受け入れて守ってくれたら、ちゃんと褒める
他にも色々と参考になるポイント
- アイコンタクトをとって、ちゃんと子どもが聞いていることを確認する。一回に言うことは一つ。何個も同時に言わない。
- 過度に期待せず、年齢に応じたお願い・注意をする
- どういう行動をして欲しいのかが明確にわかるように言いつける。
- 「〜〜しなさい」を使って「〜〜しないように」は使わないようにする
- 子どもの名前を言ってから注意する。
- なるべく言いつけをポジティブ、丁寧で子どもにも敬意を払ったものにする。「〜〜してください」と丁寧にいう。
- 「〜〜やめて」と言わない
- 「〜〜できる?」と訊ねず、「〜〜する・して」とはっきりと伝える。
- 子どもに注意を受け入れる十分な時間(10秒間など)を与えるようにする
- 前もった頭出しやリマインダーをしてあげる。
- 子どもを脅さない。
- 「〜〜したら、〜〜しようか」といった働きかけを行う。
- なるべく選択肢を与えられるなら与える。
- 言いつけはなるべく短く、簡潔に。
- パートナー(妻や夫)の言いつけをサポートする。
- 受けれたらきちんと褒める、言いつけを受け入れなかったらそれに見合った結果を与える。
- 子どもと親のパワーバランスが偏りすぎないようにする。
- 一緒に問題解決を図るように促す。
(1歳〜) オトコの子ども用ごはんレシピ: ホットケーキミックスを使わないホットケーキ
今、インターネット上でにわかに話題のホットケーキのうちでのレシピの紹介です。
最近週末のどちらかの朝によく作っています。
- ホットケーキミックスを使わないで作ってる(
ので甘さの調整が簡単、素材がわかって安心など) - 通常のホットケーキミックスとかよりふわふわ
- 卵なしや牛乳なしを試して、それも普通に美味しい
材料
- ★小麦粉:170g
- ★ベーキングパウダー:15g︎
- ★牛乳:170g︎
- ★卵: 1個︎
- ★塩: 一振り/3g︎
- ★砂糖: 好みで(自分は5g-10g)︎
- ★サラダ油: 10g
- バター: 適量
- ハチミツ:適量
手順:
- ★︎をボールにぶち込んで、ひたすらダマがなくなるまで混ぜる。
結構とろとろ、もたっとしています。 好みで水や牛乳で薄めてください。ただ、 結構モタッとした生地で焼く方が膨らんでふわふわな感じになりま す。 - 弱火をつけて、
フライパンのホットケーキを焼く場所にバターを塗りつけておく( このバターで表面がサクサクになります) - 弱中火くらいにして、生地をフライパンにいれる。
いつも私は直径25cmくらいの円形フライパンに直径10cmく らいのを四つくらい一度に焼いてます。ぷつぶつと泡が出るのと、 焼き面が焦げない火加減は少し調節が必要かと思います。 - 焼き面がキツネ色になればひっくり返して弱火で2-
3分もう一面も焼きます。 - バターとはちみつを好みの量塗って出来上がり。
糖分を抑えると言う意味で、自分は以下のようにだましだましやっています。苦笑 (1回目はお腹すいてるし、はちみつなくても機嫌よく食べる)
1枚目: はちみつ塗らず、
2枚目: はちみつほんとちょっと塗る
3枚目: もうちょっと多めに塗る
(0-7歳) Incredible Years シリーズ: ご褒美?それともワイロ? (ペアレントトレーニング 第5回)
ご褒美?それとも賄賂(ワイロ)?
「ご褒美」は好ましい行動を促進する、
「ワイロ」は好ましくない行動を場当たり的に止めさせるが、本質的には好ましくない行動を助長する
とにかく、好ましい行動の「後」に子どもの望みを叶えてあげるようにする。そして何より、モノだけでなく褒める言葉がけがなにより大事
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子どもの行動を促す際に何か欲しいものをあげる場合、「ご褒美」と「ワイロ」という2種類が存在
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「ご褒美」は好ましい行動を促進する、「ワイロ」は好ましくない行動を場当たり的に止めさせるが、本質的には好ましくない行動を助長する
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とにかく、好ましい行動の「後」に子どもの望みを叶えてあげるようにする。そして何より、モノだけでなく褒める言葉がけがなにより大事
(0-7歳) Incredible Years シリーズ: 質問するな、実況中継せよ (ペアレントトレーニング 第4回)
ご無沙汰ですが、再びIncredible Years シリーズです。今回は下から2段目の「教える」というところにフォーカスしたトピックです。Incredible Yearsは、「子供の学業・社会性・感情面で小学校やその先の集団・社会での生活への準備を整える」ことを目的の一つとしています。
今回はそれの準備を手助けする「教える」行為の中でも「細かく状況を言葉にしてあげる (元の英語は Descriptive Commenting)についてです。
興味を持って質問する事は必ずしも子どもはポジティブに感じない
大人同士の会話であれば、「今日何してたの?」や「今それ何してるの?」という質問は、興味を持っているというサインでもあり、コミュニケーションをしていく上で非常に有効なものです。ただ、子どもとのコミュニケーションにおいては、特に、子どもに色々な物事を教えてあげよう、という意図での質問は、逆効果になるようです。
例えば、「それはなんて言う魚?」「ここにケーキ何個ある?」「この子はこの後何するのかな?」といったものです。こういった質問は、プロセスよりも結果に焦点を当てた質問で、子どもにとっては、テストされていると感じたり、指図されていると感じたりします。そのため、子どもが集中して遊んでいたり、子どもとのスペシャルタイムを過ごしているときに、このような質問を色々と行うことは、良かれと思ってやっていても、結果的には子どもの発達にはプラスになりません。
むしろ、細かく状況を言葉にしてあげる 、実況中継してあげることが、
言葉や概念の発達にも精神的な発達にも有効。
子どもが何か遊んでいたりした時には、上記のような質問の代わりに、色々と子どもがやっていることを実況中継してあげることが有効です。そうすることで、この先学校で学習することや、他の子どもとのコミュニケーションで必要になる重要な概念や言葉をより効果的に習得できるようです。
また、概念や言葉だけでなく、忍耐強く何かに取り組む能力や他の人の話をきいたりする能力を伸ばすのにも、この細かくそういった振る舞いをした際にコメントしてあげることが効果的なようです。コメントしてあげることで、子ども自身が「今自分は(例えば)一回では出来なかった事を何回か試しているんだ、そしてそれは良い事なんだ」と自分が今行っていることを客観的に理解できるからです。(そして、最後にもう一度、結果ではなく、頑張ったプロセスを褒めてあげます)
質問をあれこれしたくなる気持ちをぐっと抑えて、実況中継のような形でその子がやっていることをコメントしてあげましょう。
実際の「細かく状況を言葉にしてあげる」例
下記に具体的にどういうパターンでこのテクニックを使えるか、羅列しておきます。
- 色:「お、車もって何やっているの?」ではなく、「あ、XX君、赤い車と黄色いトラックをもっているね」
- 数:「何頭、恐竜がいるかな?」ではなく「お、そこには1、2、3頭恐竜が横に並んでいるね」
- 形:「そのレゴはどのレゴにはまるかな?」ではなく「四角いレゴがその丸いレゴにはまったね」
- サイズ:「その電車とその新幹線、どっちが長い?」ではなく「その新幹線は、その電車よりもっと長いね」
- 位置関係:「その青いブロックの上にあるのは何かな?」ではなく「青いブロックの上に黄色い四角いブロックがのってるね」
- 頑張る・集中する:「そのパズルを完成させようと、そのピーズがどこにはまるのかすごく頑張って集中して考えているね」
- 辛抱強さ:「今すごく辛抱強く、そのピースがどこにあてはまるか、いろんな方法を試しているね」
- 冷静さ:「今すごく落ち着いて、もう一度うまくいくかやっているね」
- 問題解決:「その形にするにはどうすればよいか一生懸命考えて、解決策を思いついたね!」
- 大人の指示に従う:「今、パパのお願いした通りに手伝ってくれてるね、ありがとう!」
- 話を聞く:「今パパの目を見て、ちゃんと最後までお話し聞いていたね」
- 一人でやりきる:「今、パジャマから学校にいく服に全部自分で着替えたね!」
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まとめ:
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興味を持って質問する事は必ずしも子どもはポジティブに感じない
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むしろ、細かく状況を言葉にしてあげる 、実況中継してあげることが、
言葉や概念の発達にも精神的な発達にも有効。
(1歳〜)オトコの子ども用ごはんレシピ:カリカリ モチモチ チヂミ
Incredible Yearsシリーズは一回おやすみして、よりすぐに使えるネタを今回はどうぞ。
ということで、僕がよく週末の朝に作って子どももコンスタントによく食べてくれるチヂミを紹介します。
- 栄養のバランスgood (タンパク質、炭水化物、ビタミン)
- 基本、材料を入れて混ぜて焼くだけ。スキルがそこまで不要
- 何より子どもが食べてくれる
材料
- ⭐︎小麦粉:80g
- ⭐︎片栗粉:65g
- ⭐︎水:160g
- ⭐︎中華鶏ガラパウダー:小さじ1 or 3g
- ⭐︎しょうゆ:小さじ1 or 5g
- 豚ひきにく:100g ~ 150g
- にんじん:小さいの1本、大きいの1/3本
- ベビースピナッチないしほうれん草:2束
- (あれば)海苔、ピザ用チーズ、薄切りもち
- ごま油:適量
- (タレ用に)醤油・砂糖:適量
手順
- 小鍋にほうれん草を茹でる用のお湯を沸かす
- ニンジンの皮をむき、みじん切りにして、器に入れてレンジで1分加熱
- ⭐︎をすべてボールにいれて混ぜる
- 小鍋のお湯が沸いたら(水洗いした)ほうれん草を投入。30秒とかで取り出して冷水で冷やして水切り。みじん切りに。
- ⭐︎を混ぜたボールに、豚挽肉、ニンジン、ほうれん草、海苔やチーズなどを入れて更に混ぜる。(これをタネと呼びましょう)
- フライパンにごま油を適量入れて、中火〜弱火で加熱。あったまれば、タネを入れて、フライ返しで薄く伸ばして火を通す。
- 2−3分して、焼けていればひっくり返してもう2〜3分焼く
- 焼いている間に、醤油と水を1:1くらいで薄めて、砂糖を少々入れてタレをつくっておく。
- チヂミを切って、タレを薄くかければ、完成!
さらにおいしく
(0-7歳) Incredible Years シリーズ: ほめる (ペアレントトレーニング 第3回)
前回は「一緒に遊ぶ」と言う項目について触れましたが、今回は、Parenting pyramidの一番下の段から下から2段目に移って「褒める」についてです。
「ほめる」意味:今後続けてほしい行動を理解して実際に続けてもらう。
その中で自己肯定感・信頼関係を育む
- 子どもに今後も続けてほしい行動が何かを理解してもらう
- 子どもが、その続けてほしい行動を実際に続ける動機付けをする(行動を強化する)
- 自己肯定感を高める・信頼関係の構築
ほめ方のポイント:表情豊かに、ボディタッチもまじえて、
できるだけ具体的に、見たらすぐ、結果だけでなく過程を褒める
- とにかく嬉しそうに・明るく褒める。アイコンタクトしながら。
- ボディタッチも一緒に行う
- 過程・頑張ったこともしっかり褒める
- できるだけ具体的に
- 見たらすぐほめて、後で子どもの前で誰かに話す
1. とにかく嬉しそうに・明るく褒める。多少大げさに。
2. ボディタッチも一緒に行う
3. 過程・頑張ったこともしっかり褒める
4. できるだけ具体的に。
5. 見たらすぐほめtて、後で子どもの前で誰かに話す
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まとめ:
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「ほめる」意味:今後続けてほしい行動を理解して実際に続けてもらう。その中で自己肯定感・信頼関係を育む
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ほめ方のポイント:表情豊かに、ボディタッチもまじえて、できるだけ具体的に、見たらすぐ、結果だけでなく過程を褒める
(0-7歳) Incredible Years シリーズ: スペシャルタイムの過ごし方 (ペアレントトレーニング 第2回)
前回に引き続き、Incredible Years というペアレント・
とにかく、10分でも良いので120% 自分の注意を子どもに向ける。スマホなし、 他の家事育児タスクなし。
スペシャルタイムの時間に何をするかは、子どもが決める。
その中でも子どもにできるだけリードさせる