Taro's Working Father Lab.

仕事と子育ての両立に奮闘するパパのための「カンニングペーパー」的ブログ

(3歳-) 娘をお絵描きを好きにする方法

2023年になりましたね。娘(3歳)が最近ものすごい勢いでお絵描きにハマっています。毎日20枚くらいは紙に絵を描いてはハサミでチョキチョキしたりしています。

これ非常に子育て的には助かるな、と思うところもあるので、キッカケなど振り返ってみます。

娘による家族の絵

なぜお絵描きに熱中してくれると良いか?

  1. 紙と色鉛筆と見本になりそうな本さえ持ち歩いていれば色んなところで暇つぶしできる。(年末年始暇でカフェまで散歩して、カフェでお絵描きという親的には非常にイージーな過ごし方が可能になりました)
  2. 家でも1人で黙々とやっていてくれる。(同じく紙、色鉛筆、手本になる絵本あれば黙々とやっています)
  3. 文字書くにあたっての運筆の練習にもってこい。(文字を書くにはそれ以前に肩、腕、手首の筋肉鍛える必要があり、それが可能)
 

どうして好きになったか?

振り返ってみれば、上手く「描きたいと思わせる」->「自分も描けると思わせる」-->「簡単にお絵描きができる環境を整える」という流れができていました。この3つの流れはお絵描きだけじゃなく何にでも当てはまるな、と思います。
 
1. 描きたいと思わせる
元々お姫様にハマっていたので、お姫様の塗り絵( Disney Princess)や、プリキュアの塗り絵本を買ってきて、塗り絵をする機会を与えていました。例えば、
また、そこから発展して、「セーラームーンや色んなお姫さまキャラクターとかを描いて」とリクエストされることがありました。こんな時に、妻がメインで描いてあげたりもしましたが、自分も自分なりに描いてあげて色塗りはお願いする、みたいなことをして、塗れたら(色塗りの上手さは気にせず)一緒に喜んで、楽しいね、というようなイメージの植え付けはしていました。
また、個人的に「パパはあんまり上手くないからね」みたいな謙遜は、子どもの積極性を奪いかねないから良くないと思っています。というのも、1) さすがに3歳児よりは上手いので、その自分が上手くないと言ったら子ども的に「じゃあ私はもっと下手くそ??」みたいなの思ってしまいかねない。2) 「上手くないと描いたらだめ」みたいな発想になりかねない。
 
2. 自分も描けると思わせる。
上記のような期間がしばらくあり、色々な絵を描くようにせがまれるようになりました。たまに「自分で描いてみたら?」と聞いてみるのですが「パパが描いて!」と言われ、あまり自分から描いてみようとはしませんでした。
そんな時に妻がこの絵本を買ってきて、娘とやり始めました。すると、娘的には「自分も描ける!!」となったようで、その本を使って色んな絵を描くことに徐々に親と一緒に挑戦するようになりました。 
ここまでくると、徐々に本当に自分の描きたいものを(娘の場合、プリンセス系のキャラクター)やハマっているアニメのキャラクターを描いてくれと親に頼みつつ、少しずつ自分でも描くようになりました。
 
3. 簡単にお絵描きができる環境を整える
とりあえず、いつでも簡単にお絵描きできるように、こちらとしてもドンドンやってもらっても良いように、やっすいコピー用紙を500枚くらい買ってすぐに出せるようなところに置きました。
また、金属とかプラスチックの一本一本はめる形のケースに入れるのは非常に片付けが面倒になるので、写真のようなペン立てを購入して、片付けも取り出すのも簡単にしました。圧倒的に片付けが楽なので、親としても、子どもが「お絵かきしたい」と言ってきた時に余裕を持って色々としてあげられます。笑
家では妻が見つけてきたこんなものを使っています。

色ごとに分かれているペン立て。片付けやすく、見た目もGOOD

このような流れで、いったん「自分も描ける!」と思わせることができれば、あとは、スペシャルタイム の中でやってみたり、きちんと取り組んでいる時には褒めてあげたりするとどんどん伸びてきているように思います。

 

お絵描きだけでなく、何においても、この「やりたいと思わせる」「やれると思わせる」「簡単にできる環境を整える」の3ステップをいかに確実にするかが肝だと改めて思った次第です。

 

ーーーーーおしまいーーーー